ワロス曲線とは

ここでは、「ワロス曲線」について解説します。

ワロスとは2ちゃんねるで使われるスラングですが、チャート上でもこのワロス曲線が出現することがあります。そこに出てくるのは、どういった意味でつかわれているのでしょうか?

ワロス曲線とは

韓国の通貨であるウォンが値上がりと値下がりを交互に繰り返すことにより、チャートが、アルファベットの「W」が描かれたようになります。

これが2chでの「笑う」の意味の「www」と似ていることから、「ワロス曲線」と呼ばれるようになりました。

もちろん一般で使われる正式のFX投資用語ではなくスラングですが、有名な言葉でもあります。

ワロスとは何のこと?

もともとは2ちゃんねる語、VIP語であり、「笑った」「笑える」という意味で使われています。

とても笑える、というときは、「超」「すごく」を意味する「ギガ」「テラ」といった接頭辞をつけて「ギガワロス」「テラワロス」となり、さらに、やばいぐらい面白い時には「ヤバス」「テラヤバス」などと使われます。

ワロス曲線チャートができる理由とは

ワロス曲線は、2005~2008年頃のチャートでみられアメリカを中心とした世界各国のヘッジファンドと韓国中央銀行(韓銀)が為替で闘った後の痕跡なのです。

2020年、2019年にもこのチャートは出現していますが、2005年の攻防が伝説のワロス曲線と呼ばれています。

ウォン高の状態になると、韓国国内の輸出業に深刻なダメージがあるため、韓国政府としてもこれは国家レベルで阻止する必要があります。

まず世界的な金融情勢が不安定の中、ウォンに投資の可能性を見出したヘッジファンドがウォンを大量買いしウォン高になると、韓銀がそれを阻止しようとして介入を行いウォンを売りに出します。

ヘッジファンドと韓国中央銀行が買いと売りを短時間にお互いに繰り返した結果、ギザギザの独特な波形が描かれます。 韓銀が介入したため、日銀の日銀砲に対して韓銀砲ともいわれます。

アメリカからの投資が一気に撤退をはじめたとき、ウォンが下がり、チャートがいきなり上向き始めたのを昇竜拳といいます。

現在でもこのようなチャートが発生したときに、スラングでワロス曲線発生、などと揶揄する人も存在します。 当時はこの極端な波形を見ることで、韓国政府の露骨な介入の意図を見破り、韓国経済の危機を感じ取った人もいます。

しばらくは成りを潜めていたワロス曲線ですが、今でも分かりやすい介入で、2015,2016年にも時々出現しています。2019年、2020年にも出現していることから、韓国政府が都度介入していることが伺えます。

韓国の反応も、何度も起こっていることから最近では冷静な対応に終始しています。

 

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