ゼロカットシステムのデメリット

ゼロカットシステムは海外FX業者の多くが採用しており、そのおかげでたくさんのトレーダーがその恩恵を受けてきました。

ただし、すべてがメリットだけかというとそうではありません。長所と短所は表裏一体、メリットの裏にはデメリットも存在します。ここでは、ゼロカットシステムのメリットとデメリットについて解説します。

ゼロカットシステムのデメリットとは

国内FX業者では採用していないが、海外FX業者で採用しているもののひとつに「ゼロカットシステム」があります。

予想の付かない相場の急騰や暴落時にロスカットが間に合わず、大きなマイナスになってしまったときに、マイナス分を追い証として請求することなく、ゼロにカットしてくれる仕組みですが、これがあるからこそ、トレーダーは安心してエントリーすることができますし、借金にならない気持ちのゆとりと安心感というものは、何にも代えがたいものがあります。

事実、この仕組みのおかげで、海外FX利用のトレーダーは、本来借金になるはずのところが借金をせずにすんだ事例も数多くあります。ところがこのメリットの裏でデメリットというものも存在してしまうのです。

デメリットは慢心と口座凍結

ゼロカットシステムのデメリットは2つあります。ひとつは絶対に借金にならないが故の慢心、そしてもうひとつが、「口座の凍結」です。

慢心というのは、エントリーに関してシビアになりきれない、ということです。

マイナスにまで追い込まれることがないのいうのは、気持ちに余裕とゆとりが与えられることは確かなのですが、逆に真剣にチャートに向き合うことも少なくなります。

もし適当な気持ちでトレードシナリオを描かずに注文を入れているとしたら、そのトレードが本当に正しいかどうか自分に問いかけてみる必要があります。

もうひとつは、口座の凍結という点です。

ゼロカットシステムは、トレーダーの万が一のための救済措置として存在します。要人発言や地震、火事などの天災や大規模テロによって、世界の相場が予測しない方向に動くことがあります。そんな中で、トレーダーがロスカットできずに追証で借金漬けになるのをFX会社が救ってくれているわけです。

その仕組みを悪用しようとする人が一定数存在します。確信犯ならまだしも、それが規約違反、悪用になるともしらずにトレードしている人もいます。具体的には指標時の両建て、アービトラージなどです。本来突発的な相場変動から投資家を救うためのものであったのが、いつのまにかハイレバレッジで利益を増やす方法として使われてしまっては、導入の意味もなくなります。

そういった人たちに対しては、注意・警告だけでなく、口座凍結や再度の口座開設禁止といった措置がとられます。

これらが大きなデメリットとなります。ゼロカットシステムは安心を生んでくれますが、それが慢心にならないように注意したいものです。

 

 

 

 

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